WEBデザイナーが『駄目出し』したくなる9つのこと

ダメサイト

今日はネガティブな感じで・・・

WEBデザイナーが思わずダメだししたくなるWEBの9つのことと改善方法をあげてみます。(プロによる手法のものに限る)

 

1.サイト内の画像が全部『素材辞典イメージブック』で無加工

本屋で売られている4000点で3800円のあれです。オリジナリティーがなく、加工してないからわかるいわば手抜きサイト。

しかも安っぽく感じます。どこでも使ってるからすぐバレちゃうんですよね。

改善方法は、加工技ですよね。切り抜き、色調変更などをして、かっこいい書体を並べる、絵的な英文字を並べるとよくなるんではないでしょうか?

イメージブックの人物的写真は・・・使わないほうが懸命ですけどね。(バレバレです)

 

2.日本のサイトなのに、出てくる写真の人物が全部外人だ!

これは、サイトを見ているお客様の心理を捕らえることを考えない、非常識な仕事です。

目から入ってくる情報を『自分の場合』と照らし合わせることにより、購入欲が生まれると思います。

サイト内画像は、会社のイメージにつながるので、外人を使う場合は、影にして、外人の視認識を無くしてしまうなどの加工が必要です。

 

3.文章がどこかのサイトのパクリだ!

なさそうでよくあるのがこれ。私も気をつけていることのひとつです。ブログの記事もそうです。

著作権にかかわることなので、年間数人の方が逮捕されているニュースを見ます。

文章を写す際には、相手側への配慮を考え、記事へのリンク、相手へ連絡をすることが必要です。

これは、WEBデザイナー検定などの初歩で画像などの著作権に関する有無は勉強できます。専門書も出ています。

私も何度もパクラレています(>_<)

 

4.レ点デザインを多様しすぎだ!

レ点

↑こういうレ点デザイン(チェックシート風デザイン)を多様したサイトを1回は見たことがあると思います。

これは情報企業系のサイトに多く使ってるデザインで、『レスポンス広告デザイン』の一種で、心理欲に働きかけます。

その質問に対して、YES、YES、YESを繰り返させ、『だから欲しいでしょ?』 YES・・・みたいな風にさせるアレです。

どこかのテンプレートみたいなので、

もっとよいキャッチフレーズを考えてみては?とおもいます。(人の好き嫌いの問題ですが、私は苦手デザインです)

 

5.TOPページがあからさまにSEO対策だ!

なんか意味のわからない文章系が詰め込まれたサイトってありますよね。

私も以前かかわった広告代理店系のサイトで、全国の地名を入れてくれといわれ、しかもそこに丁寧に、全てリンクを張らされた経験があります。

現在では、『グーグルがそういうサイトは嫌いですよ』告知をしているので、だんだん検索除外キーワードになっていくのではないかと考えられますが、無意味に多重にキーワードを使うことは、あまり良く見えませんね。

効果的に使うと考え、TOPページに紹介文章を持ってくる、ページやブログ毎のタグクラウドを表示するなど・・・工夫して欲しいですね。そもそも、デザイン屋とSEO屋が分離していると・・・そういうことに成っちゃうのかも?

売れるんだったら、どっちでもかまわないと思いますが、売れないのなら考えましょう。

 

6.TOPページで次のページへ行くのに迷ってしまう

この辺はユーザビリティーの問題ですが、たとえば、共通意識として持っているリンクだろうと思う場所(たとえばフラッシュや画像)にリンクが張ってなかったり、見たい情報にたどり着けなかったりとするTOPページはまずないはずですよね?

同業者、知り合いなら、すぐに会社概要へいくかもしれませんが、

お客様なら、会社の強みのページへ行きたいはずです。

強みのページは必ず作るようにしましょう。

10個のことができて、10個全てが強みだという会社は非常に少ないと思います。

TOPページからはサイト全体を見せながらもその強みのページに連れていく工夫ができると良いですね。

 

7.お問い合わせしにくい。

お問い合わせしにくいサイトはまだ時々ありますよね?お客様にお問い合わせを探させてはいけません。

どこのページからにでもすぐにお問い合わせにいけるように、しなくてはなりません。

また、お問い合わせを面倒にさせてはいけません。いまどき『クリア』ボタンをつけているフォームがあったら致命的です。

クリアを間違って押してしまう危険があるからです。

せっかく書いたのに・・・消えてしまってはお問い合わせ意欲も減りますよね。

また、見積もりフォームを別に作る場合には、予算という項目を増やしたり、匿名で見積もりできたりとする配慮もあったほうがお客様の壁が低くなるかもしれませんよね。

8.同じフラッシュが毎ページにある。サイトの読み込みに時間がかかる

もう、だいぶ前からFlashをナビゲーションに用いないということは提唱されてきましたが、やっぱり同じフラッシュが多様されているページ、読み込みに大変時間のかかるページは犬猿されがちです。コーポレートサイトなどでは気をつけられたほうが良いでしょうね。

なにしろ、BtoBの場合、わざわざ時間を作って、サイトをみているのですから、サイト内でのスムーズな動きは大切です。

同じ内容のHTMLページをサブで作って、読み込みの早いページもあるようにしてあるのが一般的なようです。

 

9.専門用語のオンパレード

専門用語はお客様を遠ざけ、そして会社のイメージをダウンさせます。

セールス会話の常識を知らないということになるのですから。

セールス会話で、どのようなお客様でも納得して聞いてもらうために、噛み砕いた言葉で話をするのは常識ですよね。

以前郵便局に私が勤めていたときに、お客様からの電話をとって、『集荷ですよね?』と(専門用語で)聞き返しているおばちゃんがいて、唖然としました。

今は郵便局も教育が違うのでしょうが、会社の教育問題に感じ取られます。

小学生でもわかる言葉を使った適切な文章、または*備考などをつかって文章を作ると問題回避につながります。

ちなみに、知らない人からすると、SEO(検索上位対策)でもかなりの専門用語みたいですよ。

 

 

 

ネガティブにいろいろ考えてしまいました。

WEB関連会社の人は、リニューアル提案をお客様にするときは、絶対、『ここがダメです』なんて否定してはいけません。

『こんなにやっててすばらしいですね。でもここをこうすればもっとよくなります。』と過去の実績を褒めるのが普通です。

いろいろあるけど、やっぱりWEBサイトあるって事だけで私は大きいと思いますからね。

ダメだししたくなるいろいろでした。

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