あなたは、高額な起業塾に興味を持つ自分を想像したことがありますか?
私は一度はその広告に魅了されました。そして、そこからマーケティングの本質を学んだのです。
そもそもの起業塾に行きたくなったきっかけから
ある日、40万円の起業塾の広告がFacebookに何度も流れてきました。
普段ならスルーしていたはずのその広告、なぜかその日は気になって仕方ありませんでした。
「自分に自信がない…」
「このままでいいのだろうか…?」
そんな不安が心の中に渦巻いていた私は、思わずそのバナーをクリックしてしまいました。
魅了されたランディングページ
そのリンク先には、緻密に作り込まれたランディングページが待ち構えていました。
内容はこうです。
「たった3か月で売り上げが劇的にアップする」
「これまでに多くの成功者を輩出」。
それを読んだ私は「これなら私も変われるかもしれない」と思い込んでしまったのです。
ランディングページの巧妙な文章とデザインが、私の購買心理を見事に操っていたのです。
深夜の再考で目を覚ます瞬間
その夜、眠れなくなるほどワクワクしていた私は、塾についてもっと詳しく調べようとブログや動画を見始めました。
すると、動画に見覚えのある内容が…。
そう、それは私が過去に読んだマーケティング本の受け売りでした。
その瞬間、私は目が覚めました。
「これは学ばなくてもわかる!」と気づいたのです。
人の購買心理を操る方法
この経験から学んだのは、購買心理を操るための以下の重要なポイントです。
- 感情に訴える
- 「不安」や「希望」といった感情に働きかけることで、購入意欲を引き出す。
- 緊急性を演出する
- 「限定」や「今だけ」という言葉を使い、購入のタイミングを逃さないようにする。
- 成功体験を提示する
- 実際に成果を出した顧客の声やストーリーを盛り込むことで、信頼感を高める。
- 考える時間を与えない
- 購入の判断を迅速にさせるため、悩む余地を与えない仕組みを作る。
まとめ 冷静に判断する力を持つ
私がこの塾に申し込むのを思いとどまれたのは、これまでに読んだ本や学びがあったからです。
この経験を通じて、以下のことを心に刻みました。
- 大金を払うときは、最低3日は考えること。
- 広告はワナだということを忘れない事
- 不安や焦りに流されない冷静さを持つこと。
購買心理を理解し活用することはビジネスで大きな力になります。
しかし、それに操られない冷静な判断力を持つことも、成功するためには欠かせません。
あなたも、広告の魔法からの購入を体験したことがありますか?
その裏側にある心理学の仕組みを知ると、きっと新たな発見があるはずです。