知れば知るほど型にハマるデザイナー(私)

少し前にオリンピックの話題があり、その影響で、少なからずグラフィックデザイナー界ではピンタレストの良し悪しの話があったようだ。

他にも少し前に、音の商標登録が始まった。いや、音って本当に似たり寄ったりだとおもいます。

 

 

しかし、世の中のWEBサイトなんていったら、そりゃ、ほとんど似たようなもんだ。

シンプルにすればするほど、酷似している。

ワンカラムのシンプルなネットショップなんて、本気で同じデザインで写真のみ違うって感じものが多い(最もテンプレートが多いのでしかたないけど)

なかなか、デザインを縛れないのがWEB業界の認識だと思う。

 

 

少し前に、急に事務所にお客様がいらっしゃった。

元電通の現在コンサル的なことをしている人だった。

で、うちに来たはいいが、弊社の制作実績を見て、評論をはじめられた。。。

その上から目線は特に気にしないのだけど(笑)

アレがない、これがないっていうんだ。

たとえば、パンくずがないとか、コピーライトの表示がないって具合。

 

 

正直、「ああ、、、、」って思った。

それがもはやWEBサイトの常識だとして、それがそのサイトデザインに「見合ってるか、見合ってないか?」

はあなたの頭の中にはないのだと、、、その時思っていた。

たぶん、WEBにおいて、デザインと理論は、別の価値観があるわけだけど、それを理論だけで考えてしまいたいのだろうと感じた。

それはそれでしかたないのだけど、デザインやってるといろんな事を思うわけだ。

 

 

最近よくあるWEBサイトのデザイン例で「UPボタン」というのがある。

下まで降りたから上に帰れというボタンだ。

そのボタンをどのくらいの人が押すのだろう?

少なくとも、私はサイトテストでしか押した事がない。

便利とかいう以前に、本当に必要なのだろうか?

 

 

実は同じようにパンくずも本当に必要なのか?ってサイトが多くなっている(SEOの話ではなくデザイン的に)

昔、昔、本当に自分がどの位置にいるかわからないサイトが多かった。

でも、現在、自分がサイトのどこにいるかがわかるものが多い。

ページ数少ないのに、これ必要?とかね。

 

 

マジで思うのは、コピーライトの価値の薄さ。。。(書きますけどね)

なんの異論もなしに、なぜそれが、そもそも正論のようにサイトについてるんだろう?ってモノは最近多い。

 

 

確かに「教える立場」になると、そういう言葉が必要になる。

なんか難しいな〜って思うけど、知らなきゃ、もっと自由にサイトも作れるはずなんだ〜。

私の頭も年々ガチガチになってきて、困っている。

しかし、サイトはざっくりに作って、よくコーダーさんを困らせている(苦笑)

 

 

デザインはいつもある程度の流行りがある。

それを察知できる感覚はとても必要で、そういう手法は取り入れるのがセンスだけど、自己満で終わらないよう気をつけたい。

それより前に、もう少し本気で自分の意見持って仕事したいな〜と改めるこの頃です。

WEB作ってたら、売りたいに走ってしまうのはダメなところですかね〜。

 

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