『お客さん』と『お客様』の違いって知ってますか?
実はこの言葉だいぶ前に知ったのですが、
私が以前勤めていた、サービス、セールス系の会社のバックヤードで
『お客さん』という発言をしたら、その会社の上司に非常に怒られたんですよね。
この言葉の違いは、
『相手に対する心の持ちよう、敬意の持ちよう』
です。
だから、軽はずみに、この言葉を口にしたときに、
上司に叱られてしまいました。
言葉には魂が宿ると言いますが、まさにそれです。
どんな言葉を使う時でも、相手に対して何を感じるかで言葉使いは変わるものです。
日本人は言葉を重んじているんですよね。
日本独自の言葉で、「お手数です」「恐れ入りますが」などのクッション言葉がありますが、これが自然に出るときって、やはり相手を大切に扱う時です。
言葉には魂が宿る。だから「お客さん」と「お客様」では全く意味合いや気持ちが変わってくるんですよね。
「お客さん」って、すごく軽い言い回しですよね。もちろん、親近感を持たせる上では良いと想うのですが。
相手を大切に扱う時は、できれば「お客様」を使っていただければと考えます。