P.F.ドラッカー、特に上田さん訳が好きな、デザイナー佐光です。
今日も、生産性の話が出てくると、ワクワクして話をしてしまうし、
「なすことではなく、なされるべきことを考える」に対して、夜な夜な東京の友達とチャットで議論していました。
さて、ドラッカー思考でWEB考えたら、こんな感じになる。を書いて見ます。
あなたのホームページは何屋として覚えられたいのか?
ドラッカーは常に、自分が何であるか?を問います。
私の場合は、私はデザイナーです。講師でもあるけど、デザイナーとして覚えていただきたい。
そして、うちのホームページの場合は、販売系が得意なホームページ制作会社として覚えていただきたい。
こう考えるだけで、強化すべきところが見えてきたり、言葉が変わってくるはずです。
広く伝えてこその専門知識
ドラッカーは知識=責任みたいなことをよく書いてあります。
社会的貢献ですかね。専門家がその知識を幅広く伝え、共有することにより教育が深まる。
そして、その知識は、きっとお客様の関心につながる。
例えば、アインシュタインは相対性理論よりも「物理はいかに創られたか?」を書くのに多くの時間を使ったと言います。
それにより、「物理はおもしろい!」と思う人が増えたそうです。
確かに、私も茂木さんが書いた「あなたにもわかる相対性理論」の本。おもしろいなって感じてます。
他人に自分の仕事を知ってもらい興味を引き込むには、良い言葉での知識共有をホームページでできたらいいですよね。
成果をあげるには貢献を考えるのが基本
ビジネスの基本の基だとは思いますが、とにかく焦点を「貢献」にあてて考える事。
下手にマーケティング手法を使って、「売り上げ」に着目してしまうと、実際に何に向かって走っているのかがわからなくなる。
「貢献」焦点をあてていれば、見ている人が喜ぶ事をすぐに想像する事ができる。
よってコンテンツが活きてきますよね。
やらない事を決める
成果や生産性を上げるにためには、できることよりもできない事に注目し、それをやらない方法を考える事が先決です。
ホームページにうちはなんでもできるんです!って書いてもあまり強みにはならないし、それなら、専門性を強調して、徐々に、不要な内容を切っていけばいいのだと思います。
やらない事っていうよりも、やりたくない仕事って、みなさんあると思うんですよね。
お客様のヒアリングへいってもそういう事が多いです。
できるけど、あんまりしたくないんだよねー。って。
そういうのを、ホームページではあまり書かずすみっこに置いとくとか、書かない。そういうのも必要です。
顧客は誰であるかを考える
こちらもマーケティング思考ですが、経営学でドラッカーがうたっています。
自分の仕事は何であるかを知る第一歩が顧客は誰か?を考える事です。
次は、顧客がどこにいるか?顧客はいかに買うか?顧客はいかに到達するか?を考えましょう。
これは、先に考えるという事じゃなくて、いつもフィードバックを受けてずっと改善していきましょうという意味。
だから、ホームページは単に作って終わりじゃなくて、その後も解析やお客様のフィードバックを受けながら改善していくべきなのです。
それによって、本当にお客様が欲しいとおもってもらえるホームページになっていくはずです。
他にもいっぱいあるけどこんな感じで
私はドラッカーを読む事で、基本的な社会の考え方は変わりました。
それまで同じように捉えていた、公共的な仕事と普通の会社の差もわかったし、自分の仕事の観点も変わりました。
それとは別にマーケティングを勉強する事で、利益を出すために大切な事が、お客様を獲得する事じゃないってのもわかりました。
今すぐ客を獲得する仕事は長く続きません。問題は、そのお客様をどうやってリピートさせるかです。
でもこれは、すぐれたシステムを使うとかじゃなくて、笑顔の耐えない気さくな営業マンにするとかそういうニュアンス。
仕事は特にコミュニケーションが重要ですからね。
何かに頼りすぎる、またはお客様が誰なのかを忘れてしまう。これが一番ダメなことですよね。
ボトルネックはトップに
私の好きなドラッカーの言葉です。
全ての経営の最終的な問題はここですね。ホームページもこれです。
広告費をどう考えるか?経営をどういう風に考えるか?でホームページは変わってきます。
「無知は恥!」といいますよね。だから私も自分の仕事には責任を持って勉強を続けるわけです。
うちでホームページを持つ前に、いろいろ知識を深めていただきたいですし、そういうコンテンツ作りも必要だと考えています。
今日はドラッカーでホームページを考えてみたんですが、是非興味を持たれた方はドラッカー読んでみてください!
読みやすいのは、「ドラッカー時代を超える言葉」です。
読み出したら止まらなくなるから怖いのよね〜。
福山のホームページ、SNS運用は
お気軽にご相談ください
ご不明な点にお答えいたします。
WEBのことでお困りでしたらお電話、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。