デザインで読ませるライティングに

売れるデザインを考えるデザイナー佐光です。

テキストデザインには、読むだけではない心理的な効果があります。

今回は、テキストデザインを活用して読ませるための心理効果とコツをご紹介します!


デザインで文章が生まれ変わるポイントをぜひ参考にしてください。


ライティングデザインを実践すると読んで感じる以外の心理効果を作る事ができます。


実は私も昔、そこまで意識していませんでした。

ホームページ制作者のほとんどの人が、そんな心理効果なんて気にせずテキストを作っているのではないかと思います。

読みやすいテキストの長さとは

これ、私のお得意の話題で何度もこのブログにも出ています。

読みやすいテキストの長さは

横35文字以内です。

スマホで見た時

綺麗に見えるのは

横20文字以内です。

読みやすいテキストの行数は

3行までです。

このブログの通り。

3行を超えると読みにくいので1行あけて読みやすくしています。

圧倒的に読みやすいテキストを目指すなら

これを意識してテキストを書きましょう。

赤文字の効果で読ませるテキストを作る

イタリアンや、フレンチに行くと料理名がとても長いと思ったことはありませんか?

例えば、

「ハーブでマリネした牛ロースのロティ ジェノバ香るソース 春の訪れ山菜フリットと共に」

余裕で35文字超えてます。読みにくですよね。

こういうメニューが並んでる時、

色を変えてやると気がつくことがあります。

<実例>

赤海老のカルパッチョ フレッシュオレンジと人参のピューレ
カダイフを纏った帆立貝のフリット ヴァンブランソース
ハーブでマリネした牛ロースのロティ ジェノバ香るソース 春の訪れ山菜フリットと共に
北海道産帆立貝のミ・キュイ クレーム・ド・サンジャックとグリーンピースのソース
長野県産アルプス牛のグリエ 安曇野産ワサビと季節野菜を添えて
白馬SPFポークのソテー 春色ピューレに空豆と新じゃがのアクセント

↓↓赤色をつけると

赤海老のカルパッチョ フレッシュオレンジと人参のピューレ
カダイフを纏った帆立貝のフリット ヴァンブランソース
ハーブでマリネした牛ロースのロティ ジェノバ香るソース 春の訪れ山菜フリットと共に
北海道産帆立貝のミ・キュイ クレーム・ド・サンジャックとグリーンピースのソース
長野県産アルプス牛のグリエ 安曇野産ワサビと季節野菜を添えて
白馬SPFポークのソテー 春色ピューレに空豆と新じゃがのアクセント

赤色に変えたことによって、あなたには何が見えましたか?

実は、長い文字があると心理的に赤文字しか読んでません!

赤文字には強い心理的効果があります。

長い文章やメニューでは、赤文字が挟まれると人は無意識にそこだけを読んでしまいます。

その結果、赤文字の部分だけが記憶に残るのです。

これを活用することで、メニューや長文の中で特に伝えたい部分を強調し、印象に残りやすくすることができます。



赤文字にはそのような効果があります。

ですから、テキストを効果的に読ませ印象付けるには赤文字を使いましょう。

中央揃えテキストが読みにくい理由

テキストに中央揃えというのがあります。

これは、実際国語では習わない揃えかただと不思議に感じたことはありませんか?

赤海老のカルパッチョ フレッシュオレンジと人参のピューレ
カダイフを纏った帆立貝のフリット ヴァンブランソース
ハーブでマリネした牛ロースのロティ ジェノバ香るソース 春の訪れ山菜フリットと共に
北海道産帆立貝のミ・キュイ クレーム・ド・サンジャックとグリーンピースのソース
長野県産アルプス牛のグリエ 安曇野産ワサビと季節野菜を添えて
白馬SPFポークのソテー 春色ピューレに空豆と新じゃがのアクセント

上記のメニューで試してみました。



これを使うと、すごく読みにくいんです。



なぜかというと、視線がずれるんです。

視線がずれることで心理的に違和感を感じています。



これも上に書いた通り、タイトルなどで3行までは読めます。

けれど決して、こういったテキストで使わないでください。

すっと読めません!

売れるサイトに必要なデザインとライティングの融合

売れるサイトは売れるライティングが必要と言いますが、それだけではありません。



私も過去に戻って変更したいテキスト部分のデザインは多々あります。



小さな工夫が、大きな効果を生みますので是非あなたも以下のポイントを意識して、テキストデザインを改善してみましょう。

  • テキストの長さを意識する:横35文字以内、スマホでは20文字以内に抑える。
  • 赤文字を効果的に使う:重要な部分を強調して視線を誘導。
  • 配置を整える:テキストは左揃えで統一し、視線の流れをスムーズに。


これらを取り入れて、読ませるテキストデザインを実践してみてください!