売れるホームページ制作のプロ佐光です。
これまでたくさんのランディングページを見てきました。
ランディングページも作れば売れるってことはほぼないことはわかっています。
お金かけて作ったにもかかわらず、売れないページの多いこと。。。
そのほとんどが、ホームページ制作側の企画側の商品の研究不足と偏った考え方にあります。
では、この問題を解決するにはどうすればいいのでしょうか?
それについて書いてみることにします。
商品について追求する時間が制作時間の上を行く
商品によっては、パッと見て売るのが簡単なもの、そうでないものがあります。
そのそうでないもののランディングページをを考える時間は、私の場合、かなり時間を費やして考えます。
実際に商品を送ってもらい、まず、売れないであろう商品の欠点をまず探します。
人間なので、ある価値観から「これは売れない!」と決め付けることにより、その商品ページって売れるページにならないんですよね。だからまずその意味のない信念は捨てます(苦笑)
商品の欠点を解決するだけの利点を探すことに没頭します。
自分が実際に商品を見たり、使ったりすることにより、当初思ってた欠点とは違ってくる場合があります。
第三ユーザーがその商品を買うことへの不安や悩みを徹底的に考える
客観的視点に立って、商品ページを作ることは、案外難しいものです。
第三ユーザーになった時(自分が買う側になった時)何を考えるかを洗い出します。
◯商品と価格が、自分の欲しい価値と見合うか
◯比較対象商品が別にある場合、その商品に勝っているか
◯本当にこの商品を買えば、自分は天国へ行けるのだろうか?
◯送料出すだけの価値があるか?
◯目に見えない不都合はないか?
などですね。その壁を打破してやる理由を一生懸命考えます。
お客様の意見が当たり前だと思わないこと
作り手が第三ユーザーに伝えたいことと、買い手が求めている意見は、かなりの食い違いがあります。
先日も、作り手が、パッケージまで使いまわして欲しい、、、みたいな理由でお金をかけて作ったパッケージを一生懸命語ってくれるシーンがありましたが、、、私zi自身はパッケージはブランディングだと思っていますし、実際自分はものを捨てる主義なので、昔の人みたいに綺麗なパッケージを取っておくことがほぼありません。
この辺は価値観の違いでもありますから、これらを第三ユーザーに押し付けてはいけません。
第三ユーザーが求めていることは、これで自分の悩みが解決されるかです。
雑貨商品でもそうです。これで自分のお部屋は本当に素敵になるのだろうか?この価格に満足ができるのだろうか?
そこが一番のポイントであって、作り手の熱意は、最後の付加価値にすぎません。
ランディングページの並びは第三ユーザーの悩み順
講座中に受講生から、よくある質問で、コンテンツの並び順というのがあります。
これはほぼ、第三ユーザーの悩み順です。
メインビジュアルの次は、だいたい訴求で、自分がこの商品を使うにふさわしい人間か?になります。
その下は、自分にその商品が合ってるのはなぜ?→その答えに対してそれはなぜ?→その答えに対してそれはなぜ?のようにくりかえし考えるのが、人の心理です。
なぜを重ねることにより、信憑性が増します。
その下に、第三ユーザーの悩みを解決に導く裏付けるものが下の方に入ってきます。
最後らへんに、買うの壁を無くす保証などのコンテンツをおきます。
たぶん、この辺は、自分がものを買う時、迷う時のことを客観的に考えられないと難しいと思います。
私でさえ、まだ難しいのですから。
とにかく、ランディングページとは、最後にゴールがあるわけです。そのゴールにはどういう手順で行くかを考えるのは極めて重要です。
商品の研究を怠ると経済行動学を並べただけのよくあるページになる
私はランディングページの作り方を教えています。
そこでは、5つの心理要素を用いてページを作ります。
これを受講して、みんなが売れるランディングページのデザイナーになるとは思っていません。
私は、ここ5年も6年も努力しているのは、ただデザインにこだわっているだけではないことを理解していただきたく書いてみました。
結局のところ、自分が自信を持ってこの商品は売れる!ってページを作れなければ、商品って本当に売れることはないのです。
一歩上を行くには一歩上を考えられるようになるということ
人間が物事を上達するには、順番があります。
まず、知識を持つこと→技術を知ること→知恵を持つこと→簡単にできるようになること。この順番を抜かすことはできません。
もちろん、私のようにラッキーな人は、そこをアイディアで乗り越えることもできます。
ただ、やっぱり売れない商品という壁にぶち当たる日がきます。売れない商品って、たぶんチャンスなんですよね。それにより、自分が成長できるから。
前向きに考え、ページを作ると、自分の意識も向上していけますね。
制作の皆様、努力していきましょうね。
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