個人事業主として10年、何もないところから独学でWEBデザイナーになった佐光です。
今日はWEB制作適正価格について書いてみます。
ホームページ制作はほとんどの場合、デザインのクォリティーとかサイトの設計、使うプログラムに基準料金がありません。
動画や独自技術のスクリプト、SVGアニメーションとか入ったら、そりゃー高くて当たり前ですが、個人事業主や、小さな会社に、ほとんどのお客様がそれを望んでないことでしょう。
当たり前ですが個人的主観ですので、参考までに!
近年のホームページ制作は昔より高くて当たり前な理由
近年ホームページは、グーグルのガイドラインにより、モバイルフレンドリーにしましょうということで、マルチディバイス対応が標準です。
ということは、PC、スマートフォン、タブレットのデザイン及びコーディングを作らなければなりません。
デザインやコーディングが過去より3倍増えているということになります。
また、過去より、ページボリュームがあって当然な設計になっています。
昔はできるだけPC画面に合わせたホームページを何て言われてましたが、
今はTOPページは長くて当たり前です。
そして、マーケティング的な要素が入ってないと
これまた売れないページの出来上がりです。
そんなこんなで、構成は重要、ディレクションは大切な仕事となってきます。
そんなこんなで、工数が以前より格段に増えている。。。
ということは、お値段もそれなりにアップする!ということになります。
値段は稼働時間や人員数に比例して高くなる
値段のつけ方としての考え方は、いろいろあると思いますが、大体どんな会社も人件費の上に経費上乗せが基本です。
ということは営業の人員が常駐している会社はそれだけ利益が乗ってるわけです。
遠くから来てもらうには交通費も乗りますし、何度打ち合わせをするかによっても料金が変わるでしょう。
ここでは個人の料金を適正価格としてあげます、あくまで個人的主観ですので、その辺おまちがいなく。
トップページ+共通ページ料金
5万円〜20万円
幅がありますが、ここが一番時間がかかるところかと思います。
この料金だと、3日程度で終わらせなければ利益はとれないですし、安ければ安いほど安価な仕事しかできません。
各ページのデザイン
5000円〜30000円
ページと言っても簡易なものから手が混んでるものまであるので、その平均値の制作時間で考える人が多いと思います。
コーディング
5000円〜15,000円
コーディング料金ってお客様にわかりにくいので、弊社ではデザイン料金に含めています。
ここもページの長さの兼ね合いなどから、この価格の間くらいを取る人が多いのではないでしょうか?
企画構成
10万円〜
ここに、ライティングまで載せるか載せないかは会社次第ですが、うちでは載せちゃってます。
載せないと、文字数あたりとかページあたりでライティング料金が取られるはずです。
進行管理(ディレクション)
5%〜20%
制作会社ではなかったり、営業がいるなら、ここに上乗せされるのかもしれません。
システム代金
お問い合わせフォーム
5,000円〜30,000円
正直、お問い合わせフォームなんてコピペだし、あまりここでお金を取らなくて良い時代だとは思います。
ワードプレス
50,000円〜200,000円
どれくらい手をかけるのかによりますが、全てのページを載せて、プラグインや問い合わせの設定をするのであれば結構時間と手間がかかるものです。
ワードプレステンプレート使用のホームページ
全体の料金で 100,000円〜300,000円
今はこれを使って運営してる会社が多いのではないでしょうか?
裏側みたら大体わかりますけどね。
個人のホームページ制作はプライスレスなところが大きい
個人や小さな会社のホームページ制作とは、その人たちの信頼関係から作るものが多いと思います。
WEBクリエイターの個人は、休みや夜を犠牲にする人がほとんど。
そうやって、案外いっぱいいっぱいの作業量をこないしているのが実態としてあります。
品質が悪くても、値段は作業量なのでこの業界なので、会社を選ぶのが難しい業界ではありますが、大体この料金を目安にしていただけたらと思います。
※個人的主観なので、目安程度にお願いします。